三木聖子/三枚の写真  
 初代「まちぶせ」の三木聖子の3枚目のシングルです。
 彼女は2ndシングル「恋のスタジアム」とアルバム1枚を残して突然引退してしまいました。
 清楚なお嬢様タイプのアイドルで将来を期待されていたのですが、いったい彼女になにがあったのでしょうか?
 この作品は別れた彼を想う乙女心を切々と歌い上げる佳曲です。
 はじけるアイドルは数多くあれど、しんみりさせるアイドルはこの時代には望まれていなかったのかも知れません。
 南沙織フリークの私にとって最も愛すべき曲がこの歌です。
 雪どけの季節春を迎える喜びを伸びやかに歌っています。
 南沙織の数多い持ち歌の中でベストトラックはこの曲であると確信しているのです。
 この曲を聴いて南沙織を応援していて間違いはなかったと思ったのを覚えています。
 ところがこの曲は意外と知らない人が多いので、逢う人ごとにこの「女性」を奨めていた時期がありました。
 私的には昭和歌謡ベスト100、否ベスト50には必ず入るべき名曲であると思っています。
南沙織/女性
フォークル/帰って来たヨッパライ  ビートルズがライブ活動を止めスタジオに籠もり野心的なアルバムを作っていた影響は世界中のアマチュア音楽愛好家にも大きな影響を与えました。
 この曲を初めて聴いたときは多くの人と同様にコミックソングとしか受け止められませんでしたが、既製のシステムに反抗しようとしている気概は感じられました。
 今まで聞いたことのない歌声、今まで見たことのないジャケット、「アンダーグラウンド」という心くすぐる響き。フォークルを知って音楽観が変わったのです。
 小学生のガキの心を揺さぶり現在まで影響を与え続けている彼らは偉大です。
 実を言うと一気にスターダムに駆け上ったオネーチャンよりも、「岩崎宏美の妹」と言う肩書きから逃れられなかった良美ちゃんの方を応援していました。
 彼女も姉に負けず歌の力も大変なモノを持っています。ストレートに喜びを表現する力などは、姉を凌いでいるところさえあると思うのです。この曲はハッピーがいっぱい詰まっている名曲です。姉の持つ「イヤミ」を微塵も感じさせない素直さが感じられます。
 それでも彼女は最後まで姉を超えられませんでした。賢姉を持つファミリーの姿に、なぜか競走馬の世界を重ねて考えてしまうのです。
岩崎良美/I Think So
GFR/孤独の叫び  コンサートに行くに行けない田舎の中学生の私はミュージックライフ誌のグランド・ファンク・レイルロードの後楽園球場ライブの写真を恨めしく見ていたものでした。
 「孤独の叫び」はそれこそ溝が擦り切れるほどに聞き込み、ギターソロやハモニカのソロまで口で再現できました。
 修学旅行の時に同じ芸を持つ友人を知り、バスの中で延々とこの曲を歌い?続けたことは良い思い出です。
 襟足にバリカンを入れることを義務づけられていたロック小僧にとって、サラサラ南沙織ヘアーのマーク・ファーナーはアイドルだったのです。 
 「勝手に・・・」「思い過ごしも・・・」と続いて3枚目のシングルにこの曲が発表されたときは、「エッ?」と驚きました。一転してバラード・・・・、それが昭和史に残る大ヒット曲になろうとは当時は微塵も思っていませんでした。当時ライバルバンドとして覇を競っていたツイストに水を開けられるかもと思っていたのです。
 今となっては恥ずかしいのですが、桑田佳祐の懐の深さを見抜けずにいたのです。この曲でSASを見直したことは事実です。
 日本のロックバンドをどこか馬鹿にしていた私が、SASの音楽性の高さを認めるのには、後の「ファイブロック・ショー」まで時間がかかってしまったのです。
SAS/いとしのエリー
葛城ユキ/ボヘミアン  あのころYAMAHA主催で嬬恋ポプコンというコンサートがあって、ポプコン出身の歌手達が一世を風靡していた時代がありました。私個人は、YAMAHAのイメージを壊さない毒のない優等生的な歌手ばかりでまったく興味はありませんでした。
 いつしかそんなポプコン出身の歌手達は姿を消し(プロ指向が希薄だったのかも)今でもバリバリのロッカーでいる葛城ユキは貴重な存在です。
 彼女と中島みゆき今考えるとポプコンではかなり異色な歌手でした。話はそれますが、中島みゆきの「時代」は衝撃的でした。
 ビートルズのポップな部分を良い意味でコピーしていたのがチューリップでした。コード進行やコーラスの重ね方などが、もろビートルズしていました。
 音楽的な支柱である財津がボーカルから引いて甘い歌声の姫野に変わったとたんにヒット曲が連発してきたのは皮肉な感じでした。
 チューリップといえば「心の旅」です。
 ♪あーだから今夜だけは、君を抱いていたい〜〜、高校卒業後上京前夜の飲み会で・・・・・・。
 美しい思い出です。 
チューリップ/夏色の想いで
横須賀昌美/恋のマグニチュード  数年前とあるVシネマで横須賀昌美がナイスバディを惜しげもなく披露してくれたのを見て、歌手だった頃の彼女を思い出しました。
 いかにもって感じの典型的なアイドルだったのですが、「素行不良」を理由にプロダクションから見放されてしまった悲しい過去の持ち主でした。そりゃあ遊び盛りの女の子がアイドルの仮面をかぶらされているのも辛いところがあったのでしょう。
 「素行不良」って、あんなことやこんなこと、もしかしたらあんな事もやっていたのかなと、興味津々です。
 きっと今考えると大したこともしていなかったような気もしますが、いつかあのころのことをバラしてくれないでしょうかね。
 CSN&Yの名盤「デジャヴ」からのシングルカット「ウッドストック」です。彼らはこの歌の中で(作者はジョニ・ミッチェルですが)"We are Stars, We are Golden"と歌っているのを聴いてスッゲェーと思いました。
 B面の「ヘルプレス」ではニール・ヤングの脱力ヴォイスが存分に聞けます。彼の歌声は、初めて聞いたときにはなんじゃこりゃ〜!だったのが、いつしか麻薬のように離れられなくなりました。先日今の彼らを見ることがあったのですが、スティーブンは予想通りのズルッパゲ、ところがニールは依然類人猿顔でした。
 当時のアメリカン・ロックを語る上でCSN&YとThe Band は忘れられないグループです。
SSN&Y/ウッドストック

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